キングダム709話ネタバレ確定速報!|桓騎の大罪と弱点
桓騎の大罪と弱点
王翦の事ですから、何故、想定の三倍の損害を被る事になったのか、その理由について答えが必要であり、それはすぐに思い至っているでしょう。
閼与での趙軍の命を捨てて戦う士気の高さは、単に国土防衛の為に湧き上がるものではなく、やはり桓騎が犯した虐殺に対する恐怖と怒りが大きいであろう事は明白であり、それは、秦軍が王都に近づくに連れて激しさを増していくはずであると…
趙を滅ぼすという目的の為の戦の緒戦で想定の三倍の損害を被ったわけですから、これから、どこでどれだけの想定外の損害があるかわかったものじゃないですよね…
また、決戦の地と目される宜安に趙の恐怖と怒りを一身に集めていると言っていい桓騎が自ら現れたなら、いかに桓騎が突拍子もない軍略を立てたとて、通用しないという可能性もあるでしょう。
敵の怒りと恐怖を集めている者が重要な決戦の総大将だという不安…
また、李牧が桓騎の弱点を見出しているように、王翦も桓騎の弱点に気付いている可能性は高いかと思います…
桓騎は尊大な態度が現すように、かなりの自信家であり、やはり協調性に欠けるところがあり、また秘密主義ですよね…
そこに、あの大虐殺があり、桓騎は味方からも人格を疑われ、信頼を失っている状態だと言えるでしょう…
決戦に際しては団結力も勝利を掴む重要な要素だと思えますが、今の桓騎に飛信隊や楽歌隊をまとめられるのかというのも疑わしいところ…
桓騎を総大将として進軍させるという事に、王翦が不安を感じないはずがない要素は盛り沢山だと言えるでしょう…