李牧は閼与で秦軍をどう半分にするのか?|王翦と桓騎は閼与を目指す
王翦と桓騎は閼与を目指す
王翦と桓騎は閼与を攻めるようですね…
宜安を突くには、地理的に、まずは閼与の地を取らねばならないようですが、閼与は山脈と山脈に挟まれた地形であるようで、宜安へ続く『道』という感じですね。
その道を塞いでいるのが閼与ですが、『閼』という文字には『塞ぐ』という意味もあるようですから、その地名も邯鄲への道を塞ぐという意味があるのかも知れません。
その閼与には別の土地から二人の将軍が守将として選ばれ、赴任しているようですが、歴戦の猛者っぽくはありながらも、人間的に癖があるようなタイプではなく、おそらく李牧の指示を忠実に実行できるタイプなんでしょう。
総司令官の指示を深く理解し、忠実に、正確に実行できるかというのも将軍の技量の一つだと思えますが、この二人はそういう面では有能なんじゃないかと思います。
対して、王翦と桓騎…
二人は実力を認めあっていますが、やはり桓騎のクセの強さがどう出るか、ですよね…
甲塚は、李牧が守将を二人赴任させたのには何らかの意図があるように思えますが、桓騎は誰かと一緒に誰かの策で動くのは苦手なんじゃないかと思えます。
自分が思ったように、自由に動いてこその奇策だと思いますが、桓騎が王翦とどれだけ連携できるかが勝利の鍵であるような感んじがします…
李牧が言っていた桓騎の弱点が、この閼与の戦いから露呈する事になるかも知れないと感じます…