桓騎、怨念の因果律に従い捕虜全員斬首！｜捕虜全員斬首
捕虜全員斬首
桓騎は雷土の遺体を見て自分を勝たせる為に最期まで口を割らなかった事について何を思ったのか…？
馬鹿野郎と言っていましたが、正直なところ、桓騎は秦という国がどうなろうと自分達には関係なく、負けたら負けたでいいと考えていたのではないか？
だから、一番危なかっかしい雷土にのみ計略の中身を教えて死なないように戦えと言っていた…
桓騎と幹部達との間に家族的な絆があった事は第695話のみんなのリアクションで明らかになりましたが、やはり桓騎は純粋に家族には死んで欲しくなかった…
家族を殺されたなら、殺した相手に復讐したいというのは人間として当たり前の衝動だと思います。
しかし、雷土がこうなるように指示をした扈輒は自害し、拷問官達も自殺し、一人を残すだけとなった今、その一人を拷問し殺害しても怨念が晴れるわけはない…
人間の怒りと怨念というものは、因果律という法則にキチンと則ったものであるが故に、彼我の間をループし続けるものです。
扈輒は自分がやった事は必ず返ってくると言っていましたが、自害したのは雷土に対する行いに対する桓騎の怨念が自分のところで止まる事を願う気持ちもあったのかも知れない…
しかし、桓騎の怒りと怨念がそんな事で止まる事はなかったという事になりそうです。
その怨念が捕虜全員に向けられる事になりそうですね…
