キングダム691話確定速報!桓騎の奇策炸裂!|王翦、桓騎の策を理解する
王翦、桓騎の策を理解する
扈輒によって龍白公の名を継ぐ事を許され、龍白公として雷土軍殲滅の戦いを続けていた竜布。
竜布は完全に形相が変わっており、まともな判断ができているかもわからないような状態に見えます。
雷土軍の将兵の首を斬って並べるという猟奇的な行動をしていますが、それでもまだ怒り冷めやらない。
愛する父親と弟を惨殺された怒りから完全に常軌を逸した状態にあるようですが、そこに竜布の元にも敵中央部隊殲滅に当たれという指示がくるようです。
虎白公と協力し、桓騎を討ち取れという事であると思われますが、竜布は修羅のような表情で指示通り敵中央軍に対して進軍を開始します。
一方、王翦は未だ桓騎の策を理解できないようですが、戦の状況を知らせる情報と現在の状況を盤上で睨んでみる中、いつか蒙恬が口にしていた桓騎は普通に扈輒の首をとるつもりだと思うという言葉を思い出し、桓騎が何をやろうとしているのかを、ついに理解します。
桓騎はやはり、負け戦を『演じていた』ようですね…
蒙恬が言っていた通り、桓騎は兵力的にも地の利にしても、圧倒的優位に立つ敵を打ち破るには、やはり敵の総大将をとるしかないという策に行き着いたのでしょう。
いや、敵の総大将の首を狙うという戦い方は桓騎が最も得意であると共に、最も好む戦い方ですよね…
兵法のセオリーに縛られない相手がされて一番嫌な事を突き詰めた、ある意味、究極の戦術だと言えるでしょう!
桓騎は、甚大な被害を出して負けるより、甚大な被害を出して勝つ事を選んだ。
今までの負け戦は全て策であり、全ての犠牲はブラフに過ぎなかったようです。
そして、ついに扈輒の本陣を突く本命と言える隠し球が動き始めます!