鬼滅の刃の我妻善逸についての考察|鬼殺隊士の中の異色の存在
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この記事では、鬼滅の刃の登場人物、我妻善逸についての考察を、
- 鬼滅の刃の我妻善逸についての考察|ネガティブヘタレキャラ
- 鬼滅の刃の我妻善逸についての考察|眠ると居合の達人!
- 鬼滅の刃の我妻善逸についての考察|最も笑えるシーン
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
鬼滅の刃の我妻善逸についての考察|ネガティブヘタレキャラ
鬼滅の刃、我妻善逸についての考察~ネガティブヘタレこそ裏の顔?真の顔は…?
『鬼滅の刃』の刃のキャラクターの中でも屈指…というかトップであろう三枚目キャラクター、我妻善逸!(笑)
今回は、彼について考察してみます!
ネガティブヘタレキャラ
我妻善逸は思い過去や事情を背負う者が多い鬼殺隊士の中では異色と言える存在ですな。
彼が鬼殺隊に入隊するに至った理由が、
『女性に騙されて抱えた借金を育手に肩代わりしてもらったから』
というもの。
まだ16歳でありながら、女好きという特性を前面に押し出して表現する彼のライフスタイルをすれば、全く納得がいく理由であると思われます。
また、育手からは厳しい訓練を課せられながらも、愛情豊かに育てられていた模様…
しかし、無類の女好きでありながらも、彼は『男』として自信を持てていないようです。
また、何か問題が発生すると、それを他者のせいにしたがる傾向にあり、更に剣の腕前なら同期の炭治郎や伊之助に劣るわけでもないのに、なぜか『死ぬ』とか『負ける』とか、ネガティブな思考しか持てず、『倒す』とか『勝つ』とかポジティブな思考へは至らないようです。
あの優しい炭治郎が、このような蔑んだ眼差しを送った現在唯一のキャラクターが善逸ですな(笑)
善逸はまず『恐怖』が先に立つ事でネガティブ思考に陥るようですが、その『恐怖』とはストレートに『死』に対する恐怖でしょう。
善逸は山で炭焼きをしていた炭治郎、また山で猪に育てられた伊之助とは違い、町生まれのようです。
物語は大正時代ですが、その時代には山暮らしなどは、一見のどかなようですが、安全な人里での暮らしに比べれば危険も多く、『死』は町で暮らす人間よりも身近に存在するものだったと思われます。
貧しい暮らしも同様だったでしょう。
また、煩悩に繋がるようなものは、町には溢れています。
善逸はそう言った意味で、現在を生きる我々読者と近い精神構造をしていると思われ、確固たる意志で鬼殺隊士となった炭治郎と比べると圧倒的に覚悟が足りないのでしょう。
世の中の大半の人間…無論甲塚も含めて、一見自分の意志で生きてきたつもりが、振り返ると、ほぼ成り行きに身を任せる生き方をしているように思われます。
善逸は『死』に対する恐怖心が強いようですが、それは自分の人生に納得できていない、今のまま死にたくないという思いが強いのだろうと、甲塚は感じています。