鬼滅の刃第三巻ネタバレ解説に感想|炭治郎と禰豆子の絆
炭治郎と禰豆子の絆
戦いの後、珠世達は隠れ家が露見したために住処を変えねばならない事を告げ、更に禰豆子を預かろうかと提案してきます。
禰豆子はそれを理解できたのか、または本能で感じたのかはわかりませんが、炭治郎の手を強く握る事で意思表示を見せます。
離れたくないと…
炭治郎は一瞬、その方が良いと考えたのかも知れませんが、自分の手を握る禰豆子のまっすぐな瞳を見て、弱気になった自分を恥じるような笑みを見せて丁重にその提案を断るのでした。
竈門一家は仲のよい家族でしたが、たった二人になってしまった事で、その絆はより深く強いものになり、最早離れがたい一心同体のような関係になっているのかも知れませんね。
第二の任務とヘタレ善逸
炭治郎に第二の任務が与えられました。
鎹鴉からは南南東へ向かえとの指示。
鎹鴉は具体的な場所と内容は指示してくれないようですな。
その道すがら、炭治郎はドン退きする光景を目にします。
道の真ん中に、明らかに変態がおり、その変態が年頃の女子に明らかに迷惑をかけている…
迷わず変態退治に出る炭治郎!
しかし、変態は自分と同じ鬼殺隊の隊服に身を包んでいる!
また、変態は最終選別の際に炭治郎を見知っているようですが、炭治郎はそれを全力で否定します。
女子を家に帰そうとする炭治郎ですが、変態はなおも意味不明な言動を見せ、女子はついに我慢の限界を超え、実力行使にでました!
救いようがない…
炭治郎は鬼に対して救いがない気の毒な存在として認識しているようですが、この変態はまた違う意味で救いようがないと考えているでは?
炭治郎の表情からは恐怖すら感じます。
こんなのは同じ種族ではない…
いや、新種なのか?
変態は別の生き物を見るような目と表現していますが、炭治郎の目はまさしくその通りの感情を映しているように見えます。
変態の名は我妻善逸…
彼は死ぬことを非常に恐れているようで、それ故に目に映る全てに恐怖を覚えているようです。
ついに鎹鴉に叱られて、二人はようやく任務に戻るのでした…
炭治郎は一ミリも悪くありませんね!
そして出会う兄妹。
彼らはそこに存在する血の臭いのする家屋に、兄をとられてしまった様子。
炭治郎はここが任務の地であることを確信したようです。
善逸は家屋から聞こえる鼓の音に怯えますが、炭治郎は構わず家屋に足を踏み入れようとします…しかし!
鼓の音とともに家屋から吐き出されたように飛び出してきた男性!
落下のショックで絶命してしまいましたが、彼は長らく家屋に監禁されていたようです。
炭治郎は般若のような怒りの形相となり、善逸とともに家屋に足を踏み入れようとしますが、その前に兄妹を守るために禰豆子が入った箱を置いていきます。
そして二人は家屋の中へ…