鬼滅の刃鬼滅の刃一巻の内容と感想と解説|鬼殺隊と鬼
鬼殺隊と鬼
鱗滝は炭治郎の優しさと甘えからくる判断の遅さを厳しく指摘しながらも、試練を与え鬼狩りとしての適性を試します。
炭治郎は狭霧山の山頂へと導かれ、夜明けまでに麓に降りてこいと言われる。
炭治郎はそれならできると山を降り始めますが、山中にはさまざまな罠が張り巡らされていました。
しかし、炭治郎は命からがら試練を乗り越え、鱗滝に教え子として認められるのでした。
炭治郎は鬼と鬼狩りについての説明を受けます。
人食い鬼と、それを狩る鬼殺隊は古より存在しており、両者とも、その多くは謎に包まれているようです。
炭治郎はこれより、鱗滝の下で鬼殺隊隊士となる訓練を積む事になるのですが…
その訓練は常軌を逸したものであり、常に死を意識するレベルのもの。
炭治郎は持ち前の根性と真面目さで訓練を耐え抜き、強靭な精神力と身体能力を身につけていきました。
そして、鬼殺隊隊士の最終選別に臨む前の最後の試練が炭治郎に課せられます…
鱗滝は眼前にある大岩を斬れという…
常識的に考えて、それは空を飛べと言われているような無理な話です。
炭治郎はそれでもこの大岩を斬る方法を模索しますが…
炭治郎は錆兎と真菰という二人と出会います。
二人は共に鱗滝の門下であったようで、炭治郎の先輩にあたるよう。
また、炭治郎が習った『全集中の呼吸』について、炭治郎は知識としてそれを覚えただけであり、全く身についてはいないと看破し、厳しいながらも炭治郎の稽古に付き合い、指導してくれるようになる。
そして半年後…
炭治郎はついに錆兎を打ち負かしました。
錆兎はそれに満足気な安心したような表情を見せ、真菰とともに姿を消します。
そして、錆兎の面を斬ったはずの炭治郎の刃は、あの大岩を両断していたのでした…
最終選別へ
炭治郎は大岩を斬った事により最終選別への参加を許可されました。
鱗滝はこれまで数人の弟子を最終選別に送り込み、死なせてしまった過去があるようで、それ故に炭治郎を送り込むつもりはなかったようです。
鱗滝が厳しいだけでなく、愛情豊かな人物であることがこの事からわかりますな。
このくだりでは、鬼の急所と鬼殺隊が特殊な刀を使用するという事実も説明されました。
また、狭霧山に来て以来、何故か眠り続ける禰豆子…
炭治郎は禰豆子を鱗滝に預かってもらい、最終選別が行われる藤襲山に向かいます。
藤襲山には多くの子供達が集い、鬼殺隊により生け捕りにされた鬼達が解き放たれている山中で七日間生き延びれば晴れて鬼殺隊隊士になれるようです。
炭治郎は単身、山中へと足を踏み入れますが…
いきなり、いかにも小物っぽい鬼二人と遭遇します。
なにやら仲違いしているようですが、完全に炭治郎を舐めて襲いかかってきます!
しかし、瞬殺!
鱗滝からもらった刀は普通の刀ではないようで、首を落としただけで二人の身体はチリに…
また全集中の呼吸を自分のものにした炭治郎には、小物の鬼など全く歯が立たないようですな。
しかし…
もう、明らかに小物ではない異形の鬼が登場!
人間を簡単に握りつぶしてしまうような、恐ろしい怪物であるようで、彼曰く人間を五十人は食べていると…
それを聞いた炭治郎は、鱗滝の言葉を思い出して、この異形の鬼の強さを推し量ります。
しかもこの異形の鬼は鱗滝が現役隊士だった頃、47年前に鱗滝によって囚われ、この藤襲山に封じられており、鱗滝の弟子を複数食べてきたと言います。
その中には、あの錆兎と真菰も膨れまているようです。
全てを悟った炭治郎は、この異形を斬ると表情を変えました!
魂だけの存在である錆兎と真菰は炭治郎を見守りますが、真菰は炭治郎も自分達のように負けてしまうかも知れないと心配します。
しかし錆兎は…
どうやら、錆兎は炭治郎の勝利を確信しているように見えます。
さて、炭治郎は異形の鬼に勝利して最終選別を生き抜くことができるのか!?
二巻に続く!
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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