呪術廻戦191話ネタバレ!|25代目当主
25代目当主
憲紀は正体を知りながらも、夏油傑と羂索に呟きますが、羂索はその名前はもう用済みだと羂索として状況を詳細に語り始める…
憲紀は渋谷事変、五条悟封印、死滅回游の主犯が故人とは言え加茂家の人間であるなら、総監部の中核である保守派は既に傀儡と化している可能性を考えたが、羂索の外装である夏油傑に死刑執行命令が下された以上、保守派も一枚岩ではなく腐敗行為も一部の者達によるものであり、保守派の中でも発言力があり信頼に足る楽厳寺学長に嘆願して総監部の通達を取り下げようとしたのだろうと羂索は語る…
五条悟を渋谷事変共同正犯として呪術界から永久追放かつ封印を解く行為も罪であるという通達は解釈によっては今後いくらでも憲紀達を責め立てる事ができる為、憲紀は迅速に通達を取り下げさせようとしたが…
羂索は先回りして、それを阻止したわけですね…
憲紀は通達の内容を泳がせて夏油の死刑を推した者を始末したのかと尋ねますが、羂索は虎杖の処刑に乙骨を挙げた者も始末したという…
憲紀は、自分が見た希望は羂索が絞り出した膿に過ぎなかったのかと歯噛みしますが…
羂索はそれに加えて保守派の母体である加茂家は既に自分のものになっており、25代目当主の座も自分のものになっている…
もうこの屋敷に憲紀の居場所は無いと断言し、二度と会う事もないだろうと口にする…
憲紀はそれは今この場で自分をも始末しようという意味だと察して戦う姿勢を見せますが、羂索は『何で?』という表情を浮かべた後、急に笑い出し、そういう意味ではないとにこやかに手を振って憲紀の戦意を削ぐ…
羂索は、もはや憲紀が生きていても何の支障もないと爽やかに笑い、部屋を汚すのも忍びないし、どこへなりと消えてくれるとありがたいという…
憲紀にとっては、この上ない屈辱であると言えますが、今この場でまともにやりあえば無駄死にするだけであると、後の復讐を誓いながら自分の感情に折り合いをつけて、その場を後にしたのでしょう…
前回、憲紀は真希に自分は落ちたと言っていましたが、あれはこの一連の流れを指すセリフだったんですね…