呪術廻戦181話ネタバレ!|シャルル・ベルナール
シャルル・ベルナール
漫画の持ち込みにきたらしき明らかに日本人には見えない容姿の青年は、持ち込みに対応してくれた編集者に対して、優雅で語彙力に富む『漫画家とは何ぞや論』を語っています。
ライセンスなど存在しない漫画家という職業の定義とは?
連載経験の有無かと言えば、それは少々乱暴であり、また、書籍化の有無かと言えば、それは全時代的だという…
態度と言動からは、自分こそが現代の洗練された『漫画家』であり、認められて然るべき存在だと考えているようですが、漫画を読みながら編集者が口にしたのは外見からは想像できない日本語のうまさ…
彼は両親はフランス人だが日本生まれ日本育ちであり、日本人だという意識を持っているようです。
彼は一休さんの屏風の虎を題材にしたオリジナル作品を自信たっぷりに編集者に見せているようですが、その画力と少年誌では到底指示されないような独特な世界観によって描かれた彼の作品を『大人向け』とか『わかりづらい』という極めて優しい言葉で評価し、神対応してくれている編集者に対して露骨に怒りを表し始めます…
しかし、流石に編集者はその態度に苛ついたのか、それまで我慢していたらしき画力の無さに対してもダメ出しをし始めます。
指を指すという動作一つのデッサン…
明らかに異様な指の曲がり方をしている事について、編集者は自分のジェスチャーで、人間の指はこんな曲がり方はしないと示しますが、自称漫画家はその指を掴み、実際に異様な曲がり方をするものだという実証する!
ポキッという音からして完全に折ってしまっていますね!
完全な傷害罪ですよ、これは!
この常軌を逸した独善的な自称漫画家の名はシャルル・ベルナール!
死滅回游のプレイヤーの一人!
シャルルは今、自分が犯した傷害を正当化するかのように、リアルを求めるなら実写映画や写真を眺めていればいい、正確無比な画からは生まれない迫力と熱を理解できないとは話にならないと、彼は絶対に大衆には指示されないだろう『傑作』と『傷害罪』だけを残して出版社を去っていく…!!
漫画家とは一体なんなのだ!!
漫画に対する迸る熱情を抱えるシャルルは、その答えを見出す事ができるのか!!?