呪術廻戦166話ネタバレ!|最悪の気分
最悪の気分
虎杖は日車の行動に困惑しますが、日車はそれの説明を始める…
弁識能力と制御能力、いずれかが欠けている状態は心神喪失状態とみなされ、渋谷での虎杖は宿儺に乗っ取られ、その状態にあり、虎杖は制御を放棄したわけでもなかった…
故に、虎杖には罪はなく無罪だと…
しかし、虎杖はそれでも、それは自分の弱さのせいだったといい、自分の罪であると感じていると答える…
今度は虎杖が日車に何故術式を解いたのか理由を尋ねるが、日車は初心に帰ったのだと答える…
表情が元に戻っているのが、それを現していますね。
日車は、人間の光は弱さの中にあるとのだと、今また改めて確信したのかも知れません。
虎杖という人間に出会ったことで、日車は人間に対する絶望から救われたのでしょう。
その礼ということなのか、日車は虎杖に100点をくれるといいます。
そして落ちついた二人は向き合い、日車は自分の意思で人を殺めた事はあるかと虎杖に尋ねる。
虎杖は『…あるよ』と答える。
日車は虎杖の目を見ず、また虎杖も日車の目を見ない…
二人は今、明確な意思を持って誰かを殺したという同じ罪に向き合い、その時に感じた最悪の気分を共有している…
二人には最早対立するような理由はなく、日車も虎杖達の協力者になってくれそうな雰囲気ですが、だとしても、二人はまた最悪の気分を味わう事になってしまうんでしょうね…
しかし、その先には虚無ではなく光が待っているかも知れない…
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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