呪術廻戦247話感想考察|日車をなぶる宿儺
日車をなぶる宿儺
宿儺が虎杖にそんな事を言う時、決まって妙に冷たい目をしますよね…
他の人間にはあんまりそんな目を向けないように思え、何か特別な理由がありそうですが、以前に言っていた過去に戦った経験があるらしき術師に関係があるのでしょうか?
それ以前に自分の器として付き合ってきたわけですから、何か親しみみたいな感情もあるでしょうが、虎杖は宿儺にとって何らか特別に嫌な存在なんじゃないかと思えます…
宿儺は虎杖を排除したわけですから日車は宿儺とタイマン勝負しなければらならない状況になり、宿儺に対して処刑人の剣を凄まじいスピードで突きまくりますが、全てかわされてしまう!
数ヶ月前まで弁護士だったとは思えない鋭く速い突きですが、体術にも才能があると言う事なんでしょうか?
しかし、やはり宿儺には全く通用せず、やはり単独で宿儺に処刑人の剣を刺すのは不可能そうな印象で、日車は突きをかわされて宿儺の打撃を連発で喰らい意識が飛びそうになるのを堪えながら、反撃しようとしますが、宿儺にバックをとられ、あの時空を切り裂く斬撃を喰らってしまう!
日車は右腕を飛ばされてしまい、流石に膝をついてしまう…!
宿儺はそれを見て、追撃する事なく『治してみろ』と言う…
おそらく日車の才能を試す為に致命傷を与えずになぶるつもりなんでしょう…
日車は片腕を失って感じる壮絶な痛みを味わいながら、笑みを見せる…
どんなに心が凍てつこうとも、どんなに覚悟を決めていようとも、痛いものは痛い…
痛みを感じて動きが止まると言う事は、やはり生きたいと言う意思が自分の中にまだあると言う事も感じて笑っているのだと思いますが、そういう人間らしい心があるからこそ、これ以上の犠牲者を出さない為に戦えるんですよね!
日車は自分には生きる資格はないと思っているようですが、彼が戦うのは死ぬ為にではなく、誰かを生かす為であるわけですから、どんな罪を犯していようとも、今を生きる資格はあるはずです!
少なくとも、宿儺に処刑人の剣を突き立てるまでは絶対に死ねないとは思っているはず!
日車は反転術式を使えないはずで、宿儺もそれを分かっているでしょうが、本物の天才ならばやってみせるだろうと、おそらく試しているんでしょうね…!