僕のヒーローアカデミア404話ネタバレ!|変速とクラスター
変速とクラスター
爆豪はついに行動を起こします!
雄英から飛び立つ爆豪!
おそらくクラスターを使っているのでしょうが、まるでミサイルのようなスピードで死柄木と対峙している出久の背後から飛んできます!
死柄木は出久よりも飛んでくる爆豪に気を取られていますが、さっき殺したと思っている男が飛んでくるわけですから、その驚愕はわかりますが、もしかしたら、そのスピードに驚異を感じているのかも?
出久は死柄木の隙をついて飛んでくる爆豪と手を繋ぎ、空中ランデブーに成功しますが、このまま爆豪を投げて加速しても絶対に間に合わない…
出久は爆豪に変速を使うつもりみたいですが、二代目が止めにかかります!
再び変速を使ったら今度こそ反動からは逃げられない…
勝ち筋を見出してから使わねば死柄木との戦いには勝てない…
つまり、オールマイトの救出より敵の殲滅に集中しろと言いたいのでしょうが、二代目は隣にオールマイトの気配を感じた事により、オールマイトが死に近づいている事を改めて感じたのか、出久の好きにさせる事にしたようです。
また、おそらく二代目も出久と同じ思いなんでしょう…
本気でオールマイトが死んでも構わないと思っている人間は一人もいない…
誰もが死んでほしくないと願っている…
出久と爆豪はその自分達も含めたその思いに応える為に出久は構わず変速を発動し、それを使って爆豪を投げ、爆豪は更に自分もクラスターを使って加速する!
死柄木は『間に合わない』と言い切る…
お前の中のオールマイトが曖昧な姿だったのは本人がまだ生きていたからであり、それが今、ハッキリと形を成し始めているという事は、つまりはオールマイトが死に瀕しているという事…
死柄木は世界に夢を見せた男は、その死によって夢は現実に帰るんだという…
オールマイトが見せた夢とは、どんな危機が訪れようともヒーローが必ず救ってくれるという意味であり、現実に帰るとは、ヒーローは無敵ではないという現実であり圧倒的な脅威に対しては人類は無力という絶望感…
オールマイトの死は人類に絶望を与える…
絶望こそが現実なんだと死柄木は言いたいのでしょうが、出久はそんな死柄木の言葉を聞いてから聞かずか、自分の背中から吹く強い風を感じているようです…
それは人の温もりを感じさせるような風…!
人々の祈りが風となり、二人の追い風となり、それが爆豪に奇跡のスピードを実現させるような…
アメリカの女性キャスターが語っていたバタフライ効果の話…
オールマイトのために誰かが握った拳、オールマイトのために誰かが吐いた息…
祈りは奇跡を実現するエネルギーになり得る!
出久は今、背中から吹く風の温もりにそのエネルギーを感じているようです!