僕のヒーローアカデミア402話ネタバレ!|オールマイトを晒し者に
オールマイトを晒し者に
オールマイトはまだAFOに密着できればやれる事はあるとAFOを挑発していますが、AFOはそれを無視して出久に邪魔されずに円滑に死柄木に個性を譲渡する方法を考えています…
AFOは遠隔で死柄木の中にある自分である部分に干渉しようとします…
死柄木はその干渉の影響で口から血のような何かを吐き出します…
それがおそらくAFOの部分であり、それを引き寄せる事で譲渡に有利な状況を作り出そうとしたのでしょうが、死柄木はそれを再び呑み込むと、『邪魔だよ』とAFOに邪魔するなと威圧します。
AFOはそれにより、死柄木の中にある自分は完全に死柄木に呑まれていると判断して遠隔から影響を与える手段は捨て、やはり自ら出向く事にしたようですが、それには邪魔な出久をどうにかしないといけない…
AFOはそれにオールマイトを利用するつもりみたいです!
AFOは全く動かないオールマイトの足を掴み、オールマイトを逆さ吊りのような状態にして、それを雄英から闘いを撮影している撮影班にアピールしながら、ゆるゆると雄英に近づき始めたようです!
AFOらしい悪趣味極まりないやり方ですが、それは出久と死柄木からも確認できるようで、死柄木は出久にオールマイトを助けなきゃいけないんじゃないかと挑発し始めます。
言って来いよ!
その間にさっき俺を痛め続けた上の連中を全部壊しておくからさ!
と、AFOに勝るとも劣らない嫌な奴っぷりを見せる死柄木に対して出久は冷静であろうとしますが…
師匠であるオールマイト…
出久にとってオールマイトは先生であり、兄であり、父であり、憧れ…
緑谷出久という一人の人間が抱いている尊敬という感情のおよそ全てを凝縮したような存在がオールマイトだと思いますが、そのオールマイトが今、敵に蹂躙されている…
個性を失い弱体化し、人間的にも迷走した時期があった師匠ですが、それでも自分を見守り導いてくれた…
また、今のボロボロになったのも無個性でAFOに立ち向かった証…
いい弟子になりたいから泣き虫である事から卒業した出久…
しかし、その光景が封印したはずの涙を出久の瞳から溢れ出させようとする…
出久はおそらく、オールマイトを助けるより死柄木を止める事を優先する事を決めたのでしょう…
出久な中でOFAに刻まれているオールマイトの面影が一足先に別れを告げ、消失する…
おそらく、出久は師匠から卒業して、今、精神的に自立したのでしょう!
立派に成長した弟子の自立を望まない師匠はおらず、また、それは弟子が自分を乗り越えたことも意味するわけですからね!