僕のヒーローアカデミア328話ネタバレ！米国No.１が救援に｜38日
38日
ＡＯＦと死柄木がタルタロスという地獄の救い主となる様を確認し、赤黒は正しい人間に届けられるべき情報を持って逃走した…
しかし、赤黒にはあの看守が命懸けで守ろうとしたその情報にどんな意味や価値があるのかはわからない…
だから、獣である自分は唯一信頼できる人間であるオールマイトにそれを託すしかない…
赤黒はいう…
死の間際まで正しき世のためにあろうとした一人の男の信念を、今どういう状態にあろうとも、お前は受け取らねばならない…
全てはお前が始めた事なのだから、と…
オールマイトは塚内達と合流し、事の次第を報告する…
塚内は多少の皮肉を混ぜながらオールマイトを労い、情報の分析が始まる…
タルタロスのシステムはハッキングなどを防ぐために完全なるスタンドアローンであり、この記録情報は本来外部の人間には知り得るはずがなかった情報…
中身はタルタロスのシステムダウンの原因となった一部始終の記録みたいですが、システムダウンは死柄木の電波による攻撃を『外と内』から立て続けに受けた事が原因…
三茶は死柄木の中に宿ったＡＦＯの意識と本体がシンクロしたからできた芸当だと察するが、オールマイトはそれが気になるという…
個性に宿る意識を介した思考の共有はＯＦＡでも同様の事はある…しかし、それは双方向ではないらしいです。
少なくともオールマイトの場合は、本体の思考はＯＦＡ内の意識と同期するようだが、意識側の思考が本体に同期される事はなかったという…
しかし、出久に触れた時…いや触れられるくらいに近くにいただけで、明確な思考ではない意識の感情がオールマイトの中に流れ込んできた…
ＡＦＯのそれがＯＦＡ以上のシンクロ率だったとしても、水深約500メートルに幽閉されていた本体が死柄木という意識体の具体的な思考を受け取れるものなのか？
しかし塚内達が赤黒の情報から読み取った事実…
ＡＦＯと死柄木は電波を使ってやりとりしていた！
電波をうまく使えば脳無達により具体的な信号を送る事も可能であり、電波の個性を持っていたなら、その電波を受信する事も可能なはず！
記録に残っていた電波の波形は、会話のようになっていたのだ！
その会話の内容は…
38日で完成させる…という事！
しかし、セントラルの研究所では二か月はかかるという答えが出ていたが、敵は研究され、その結果が出たのもブラフにしていた…
本体と意識体にしかわからない会話で明示された38日というスケジュールが本当であれば、器としての死柄木弔は、あと3日で完成してしまうという事がわかってしまった！！
あと3日て…
見つけだして乗り込むか、誘き出すかしか止める方法はないのか！？
