超人X10話ネタバレ!|怪物
怪物
汐崎は、自宅のベランダでタバコを咥えながら、暗くなった風景を眺めています。
超人になる前の事を回想しているようです。
第九九回甲辰園大会…!
汐崎はツル高のエースであり、高速シンカーか決め球のツル高の守護神と呼ばれており、ツル高は初のベスト4進出をかけて星龍高校のスラッガー、本塁打生産機と呼ばれ西の怪物と評される松浦と対戦中…
松浦は完全に松井秀喜氏がモチーフのキャラクターですな。
あと、超人Xの世界の野球は五塁まであるという現実世界の野球とはルールが違うものみたいですね…
汐崎はストレートを投げますが、松浦は微動だにせず汐崎に高速シンカーで来いという意思を見せる…
それで火がついた汐崎は、お望み通り受けて立ってやるとシンカーを投げると決める。
汐崎は治安が悪いというミナミで弟達と共に貧しい生活を強いられていたようですが、自分の高速シンカーこそがその生活から抜け出す為の武器だと考えていたようです。
汐崎は弟達と一緒に両親を亡くしたか、捨てられたかしたのでしょうか?
それもおそらくお金に絡む不幸だったのでしょう…
汐崎は、金で苦しむ人生はもう嫌だと、この一球にかなりの念を込めていたようです。
シンカーで勝つ…
金だ…
シンカーで勝つぞ…
沈め…
沈める…
沈め…!
そして、指からボールを離そうとする瞬間、汐崎は強い念が影響したのか超人の力に覚醒したようです…
爪に『沈』という文字が浮かび、指や手にも紋様が浮かんでいますね!
しかし、異変を感じた汐崎は手元を狂わせ、悪球は松浦の肩を直撃してしまう!
ボールは、松浦の型に抉り込むように深く突き刺さりますが、そのまま地面に大穴を開けて沈んでしまいます…!
汐崎の念が、浮かべた言葉そのままに具現化したような能力ですが、これが汐崎の超人の力の正体だった!
汐崎は野球を貧しい生活から抜け出す為の手段だと考えていたようですが、それでもやはり原点には野球が好きだという純粋な気持ちがあったはずです。
化け物と呼ばれ、野球をする事が出来なくなった事は本当に悲劇だと思えますが、それが超人の力を利用して犯罪を犯していい理由にはならないですよね…
そして今、汐崎はその能力を使って犯罪を犯し続けています。
また、汐崎の仲間達は汐崎をいいように利用しているようですね…
汐崎も辟易しているようですが…