ビルドキング3話ネタバレ感想！｜心に建築した勇気
心に建築した勇気
屋獣に乗り航海を続けていたとんかち達ですが、進むにつれ嵐は激しさを増したようで、旅立って1ヶ月の今はまさに風前の灯火とも言えるような、いつ波に呑まれてもおかしくないような危険な状況に陥っていた！
ナナはそんな中でも屋獣の中には入らずにいた！
とんかちが中は居心地がいいから頼んで中に入れて貰えばいいとナナに言いますが、ナナは今目指している土地からずっと『テグス』を引いてきたようで、それにより自分はルート確保をしなければならないと拒否する。
テグスの感覚からすると目的地までは数10㎞くらいで台風の出口は近いという！
しかし、おそらく人が住む目的地に近づいたからか、強風にのって瓦礫やドラム缶何が飛んできてナナを襲う！
ナナは鞭ノコでそれを破壊していきますが、数が多すぎる！
中からナナの奮闘を見ていたとんかち達はナナの加勢に行く事にしますが、やはり屋獣の中は、この台風の中でもまるで別世界のように非常に快適なようです！
とんかちはレンガにお前は中にいろと言いますが、レンガはとんかちを心配する。
しかし、とんかちは親方からもらったハンマーとハチマキがあれば大丈夫だと答える。しかし、それなら僕も持っていると、レンガもハチマキを取り出す…
ちょうどその時！
屋獣の3倍はありそうな巨大な岩が飛んでくる！
ナナはこれさデカ過ぎる説を力説しながらも『鞭ノコ乱舞』で岩を切り刻み、なんとか直撃は免れますが、刻まれた破片でも十分に威力があり、屋獣は無事ながらも衝撃でドアが開く！
そのドアから流れ込んできた強風がレンガのハチマキを持っていってしまった！
レンガがハチマキを追いかけて外に飛び出してしまい、当然強風に煽られて嵐に飲み込まれてしまった！！
ナナもそれに気づきますが、ルート確保のためにその場から離れる事ができない！
とんかちはビガーハンマーを使って嵐に攫われたレンガを追う！
ナナは屋獣にとんかち達の姿を追ってくれと頼み、屋獣はそれに応えたようです！
やはり屋獣はとんかち達をかなり気にいっているんでしょうな！
とんかちはすぐに攫われたレンガに追いつき、取り戻す事に成功しますが、巻き込まれた嵐から脱出できない！
とんかちはビガーハンマーでガレキを叩き、その衝撃で嵐から脱出しようと頑張りますが、道は開けず体力を消耗するばかり…
流石に弱気になり諦めモードに…
しかし、その時とんかちは下方向に家の灯らしきものを目にする…
それは紛れもなく、家だった！
庭の木や洗濯物などは風に晒されているものの飛んでいくような風にも見えず、また当然、家は全く微動だにしていない！
しかも、窓にはワイングラスを持つ角が生えたような人影が…
とんかちはそれを見て、昔親方が上空からモンスターハリケーンを見せてくれた時の話を思い出す…
どこまでも続く巨大な台風は人間を寄せ付けない自然のモンスター…
しかし、親方はその嵐の中にも暮らしている人間がいるのだという！
また、その人は昔に親方が作った家で暮らしているのだと言う！
親方は二人に語る。
住む人の願いを形にするのが大工だ。
どんな環境だろうが住みたいって客がいればそこに家を建てるのがビルダーの仕事なんだ。
そのためにオレたちが最初に建築するのが『勇気』！
心の中に勇気を建設し同時に弱音を廃棄しなきゃいけない。
強くならなきゃ仕事はできない！
もうダメだ』と思った時がドアが見える時だ！
親方の教えは大工という職業だけでなく、全ての人間の全ての物事に通じる立派な教えだと思えます！
勉強、部活、仕事、人間関係…
それらを自分の幸福に繋げていこうとすれば、それには勇気と根気、情熱が必須ですな！
とんかち達が親方が大好きな理由がわかりますな！
で、その時にくれたのがハチマキ！
勇気を振るい起こすためのお守りみたいなものですな！
親方が作ったモンスターハリケーンにも微動だにしない家を見たとんかちは勇気100倍！
再び活力がみなぎり、とんかちとレンガは脱出するために動きますだす！
また、風の奥には目指す大陸の影がうっすら見えている！
自分達は前に進むのだと…
親方が言っていたドアへ向かって進んだと、とんかちは再びビガーハンマーを振るう！
