ベルセルク372話ネタバレ考察！｜グリフィスは東へ
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この記事では、ベルセルク最新372話の内容に感想をネタバレも含みますが、
- ベルセルク372話ネタバレ考察！｜鳥籠の中
- ベルセルク372話ネタバレ考察！｜グリフィス東へ
- ベルセルク372話ネタバレ考察！｜第373話以降展開予想
以上の項目に沿ってご紹介しております。
ベルセルク372話ネタバレ考察！｜鳥籠の中
キャスカは夢に彷徨いグリフィスは東へ
ベルセルク第372話！
前回はスケリグ島でグリフィスを目の前にしながら何もできなかった自分の無力さと再びキャスカを失い打ちひしがれるガッツの様子が描かれましたが…
今回は第372話の感想や考察、次回以降の展開予想などを書かせて頂きます！
鳥籠の中
第372話のサブタイトルは『赤の渡鴉は鳥篭で眠る』となっていますが、今回はキャスカにスポットが当たるエピソードになっていますね…
月下の少年としてスケリグ島に潜り込んでいたグリフィスは正体を現し、ガッツからの攻撃を全く寄せつけず、また、キャスカを囚えて迎えにきたゾッドと共に何処かに飛び去ったわけですが、やはり目的地はファルコニアだったようです…
現在、世界中で最も安全だとされているファルコニアですが、キャスカはやはりそこで丁重というか貴族のように扱われているらしき事が、この寝室にしてはあまりに広すぎる無機質な空間を与えられている事から感じられますね…
キャスカは自分の意思とは裏腹にガッツから引き離されていくという夢を見ていたようです。
キャスカは蝕によるトラウマから未だガッツに近づけない状態ですが、キャスカがガッツを愛しいと感じている事に変わりはない…
それを証明するかのような夢ですが、その夢から目覚めたキャスカは寝室を見渡し、現実を再確認しています。
また、キャスカは『夢…？』と心中で呟いていますが、何だか様子がおかしく感じられます。
夢の中の出来事を他人の記憶を見ていたように感じているように見える…
ガッツという存在についても、それが誰であるかハッキリと認識していないような…
精神崩壊の次は記憶喪失…？
みたいな嫌なイメージが湧いてきますが、少なくともキャスカの認識は曖昧であるように感じられますね…
キャスカが目を覚ましたのを察知したのか、キャスカに仕える侍女らしき四人の女性がツカツカとやってきます。
キャスカを『お嬢さま』と呼んで朝の挨拶を済ませると、迅速にキャスカを着替えさせます…
キャスカは鳥を模したデザインの真紅のドレスに着替えますが、これがサブタイトルの『赤の渡鴉』なんでしょうね…
また、やはりキャスカは認識が曖昧な感じで視線は虚ろ…
また、何だか全てが自然で、キャスカはこんな暮らしを受け入れており、慣れているという感じがします。
侍女達とも長年の付き合いであるような雰囲気を感じますし、日常という雰囲気があります…
いつもの一日が始まったという感じで、キャスカは侍女達に促されて寝室から出ると、おそらくは朝食のために食堂へと続いているだろう長い廊下を歩いていきますが途中で大螺旋樹とか世界双樹と呼ばれる、あの光り輝く巨木を目にしますが、キャスカはやはり言葉を発する事もなく曖昧な雰囲気…
また、これから何処へ遠征に出る軍隊…『鷹の団』の軍列に遭遇しますが、キャスカは鷹の団という言葉に反応したのか、初めて感情らしいものを見せ、涙を流しています…
朝食が済んだのか、キャスカはおそらく城内にあるだろう広大な庭園に移動しますが、そこには大勢の子供達がおり、キャスカはその子供達と戯れています…
子供達はキャスカを慕い、キャスカも感情を現す様子はないですが子供達に花の冠を作ってあげたりしています…
また、豪華な食事に舌鼓を打ち、湯浴みしたりと、何一つ不自由のない豊かな暮らしを送っている様子が描かれますが、キャスカは湯浴みの途中、手のひらにすくったお湯の中に仲間達の姿を見ます…
そこにガッツの姿が無いのが気になりますが…
しかし、やはりキャスカは曖昧なようで、自分に親しげで愛情を向けてくれているらしき、知らない人々…という感じにしか認識できないようです…
キャスカはおそらく過去が曖昧になっていて、自分が誰かというのも分かっていないんじゃないかと思いますが、これはグリフィスに何かをされているのでしょうか？
