太陽嵐フレアが地球に及ぼす影響|太陽面爆発とは?
太陽嵐フレアが地球に及ぼす影響についてこの記事をご覧いただきありがとうございます。
いい芝居してますね!サイト管理人の甲塚誓ノ介でございます。
この記事では我々の生活には欠かすことのできない太陽ですが、その太陽が持つ『生命を育む母なる星』としての顔以外のもう1つの部分を
- 太陽嵐フレアが地球に及ぼす影響|地球の生命活動に欠かせない太陽
- 太陽嵐フレアが地球に及ぼす影響|激しい太陽活動とその影響
- 太陽嵐フレアが地球に及ぼす影響|太陽面爆発の恐ろしさ
以上の項目に沿ってご紹介させて頂きます。
太陽嵐フレアが地球に及ぼす影響|地球の生命活動に欠かせない太陽
地球の生命活動に欠かせない太陽
地球が現在のように生命に満ち溢れた活気ある天体になったのは、太陽から降り注ぐ光と熱の恩恵のおかげである事は、地球上に住む人間ならだれもが知るところでしょう。
科学知識を持たなかった古代の人々でさえも、太陽が欠かせない存在であることはわかっていたでしょう。
その証拠に、太陽は世界各地で崇拝の対象となり、偉大な力を持つ神とみなされるなど、
【生命を育む母なる星】
として重要視されていました。
しかし、実際の太陽は【母なる星】と呼ばれる優しい母としての顔だけではなく、激しすぎる一面も持ち合わせているのです。
太陽の表面温度は約6,000℃で、さらに太陽を取り巻く、【コロナ】と呼ばれるガス層は100万℃以上もの超高温で、現時点で人類が持つ科学技術ではとても近づく事さえ許されない苛烈極まる環境の星なのです。
太陽が地球にとって、優しい母としての顔を見せてくれるのも、両者の間に約1億4960万㎞もの距離があるからなのです。
それに地球にはバリアとしての働きを持つ、磁気圏があるからでしょう。
太陽を覆うコロナからは太陽風と呼ばれる電気を帯びたプラズマ粒子が放出されていて、この太陽風が地球磁気に沿って降下し、大気中の粒子と衝突することでオーロラが発生すると考えられています。
あの美しいオーロラも母なる星太陽の恩恵であったのですね。
太陽嵐フレアが地球に及ぼす影響|激しい太陽活動とその影響
激しい太陽活動とその影響
ではその母なる星である太陽の、太陽活動の中において、太陽風は比較的おとなしいものとさえ言えます。
太陽では
【太陽フレア】
や
【プロミネンス(紅炎)】
や
【コロナ質量放出(CME)】
など、太陽風よりも激しい活動が起こっているのです。
中でも太陽フレアとコロナ質量放出は地球にも大きな影響を与えることがあり、太陽嵐とも呼ばれています。
太陽嵐フレアが地球に及ぼす影響|太陽面爆発の恐ろしさ
フレアは太陽表面で発生する爆発的な現象のことで、わずかな時間で温度が数百万度℃まで急上昇し、膨大なエネルギーを放出することで、このフレアは太陽面爆発とも呼ばれています。
一方、コロナ質量放出は太陽表面から質量を持ったプラズマの塊が放出される現象で、フレアと時を同じくして発生することが多いのです。
フレアやコロナ質量放出が地球の近くまで到達すると、宇宙空間を飛ぶ探査機や、人工衛星、国際宇宙ステーション(ISS)は電磁波や放射線などの影響を受けます。
もし、巨大なフレアやコロナ質量放出が地球を直撃したとすれば、大停電の発生に電子機器の誤作動などが同時多発的に引きおこる可能性が非常に高いのです。
このようにいつ地上にも大きな影響を及ぼす可能性があるかわからないのが、母なる星、優しい母としての恩恵を我々に与えてくれている太陽のもう1つの顔なのです。
太陽は地球に恩恵ばかりではなく、時には恐ろしい影響ももたらす存在なのですね。
【2017年9月7日追記】
大規模な太陽フレア発生|GPSに誤作動の可能性も2017年9月6日に2度
情報通信研究機構は9月7日、大規模な太陽フレア(表面の爆発現象)が観測され、全地球測位システム(GPS)や電波通信などに影響を与える可能性があるとして、注意を呼び掛けました。
情報機構によると、大規模フレアは9月6日に2回発生しました。
このうち午後8時53分(日本時間)に発生したフレアは、2006年12月5日以来、11年ぶりの規模といいます。
機構はフレアに伴って放出された放射線や高エネルギー粒子が9月8日午後3時ごろ、地球に到達すると予想しております。到達後の数日間は、GPSの測位誤差増大や地上の電波通信の障害、人工衛星の故障などの恐れが高まるとしています。
今回のフレアは11年ぶりとなる最強クラスのフレアらしいので、少々不安ですね・・・。
甲塚は8日から数日間仕事でカーナビが必要なので不安な気持ちになっております・・・・。
この記事でのご紹介は以上となります。
最後まで記事をご覧いただきましてありがとうございました。
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