【鬼滅の刃178話考察】黒死牟と縁壱の関係と笛について|絆の笛
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この記事では、鬼滅の刃178話の黒死牟の回想シーンから、厳勝と縁壱の関係と最後に壊れた笛についての考察を、
- 【鬼滅の刃178話考察】黒死牟と縁壱の関係と笛について|縁壱を『人間』にした厳勝
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- 【鬼滅の刃178話考察】黒死牟と縁壱の関係と笛について|最後に
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【鬼滅の刃178話考察】黒死牟と縁壱の関係と笛について|縁壱を『人間』にした厳勝
黒死牟と縁壱の関係についての考察〜最後に残った壊れた笛の意味〜
鬼滅の刃第178話は黒死牟による弟・縁壱との過去と黒死牟が縁壱に対して抱いていた呪詛の念がつらつらと描かれていました。
しかし、兄と弟はこの世から消え去る時に揃って笛を残しました。
幼少の黒死牟…厳勝が不憫な弟を想ってこさえた外れた音しか鳴らないガラクタの笛を…
今回はそれについて妄想たっぷりに考察してみます。
縁壱を『人間』にした厳勝
黒死牟…厳勝は縁壱は7つになるまで喋る事もなく、耳が聞こえないと思われていたとモノローグしていますが、見たところ感情を現す事も無かったように思えます。
甲塚にはまるで、縁壱こそ何者でもなかったように思えます。
もしかすると、縁壱は自分と世界との関連性を理解していながらも、自己を何らかの形で表現するという術を持たなかったのかも知れない。
何者である事もなく、何者でありたいとも思わない。
何かを求めるでも、奪うでもない…
精神的に植物のような生を過ごしていたのかも知れない…
聡明ゆえに、そうした方が良いと考えて、そうしていたのかも知れない。
また、自分の生は望まれていなかった事も理解していたのかも知れません。
しかし、兄はそんか自分の為に忍んで笛を作り、それを与えてくれた。
この笛が、縁壱の精神を静から動へと変換させたのではないか?
何者でもなく何者になりたいとも思わなかった縁壱は、兄にとって何者かでありたいと思うようになったのでは?
そんな欲求を満たす為に自ら動き出すものを植物とは呼ばない。
縁壱の精神は動物…人間になったのかも知れない。
兄がくれた外れた笛の音をキッカケにして…