東京喰種のジェイソンことヤモリの名言とナキとの関係｜ナキとの関係
ナキとの関係
八雲を『ジェイソン兄貴』とか『神兄貴』と呼び、崇拝していたのがナキです。
ナキは昔、『13区』で暴れ回っている所を八雲に完膚なきまでに叩きつぶされたようですが、その強さにナキは惚れ込んでしまったようです。
基本的に真性のサディストである八雲ですが、ナキの崇拝の姿勢を見るに、面倒見のよい一面もあったのでしょう。
おそらく、ナキはマゾヒストであり、自分より圧倒的な強者に支配されたいという欲求があり、それが八雲に拷問をせがんだという行動に現れていると言えます。
八雲とナキの関係は、歪んだ嗜好を持つ者同士の理想的な関係と言えたかもしれません。
しかし、約束はしていたようですが、八雲はナキに拷問を与えませんでした。
これは、八雲の中に可愛い部下を傷つけたくないと言う思いがあったのかも知れませんが、八雲が拷問する事に喜びを感じるのは、相手がそれを耐え難い苦痛に感じていると実感できた時であって、それを望む者への拷問になど興味がなかったともとれます。
八雲にとって『白スーツ』は己の力の大きさをアピールできるものであったはずで、組織を大切に思っていたはずです。
仮に、八雲が自分を崇拝していて、求心力のあるナキを組織をまとめ上げる為に利用していたのだとしても、八雲がナキを大事な部下であり、弟分であると認識していたのは確かだと言えるでしょう。
