【ワンピース943話考察】オロチと天国と天竜人|二度目の天国
二度目の天国
二度目が今回ですな。
オロチは康イエの死を激しく涙しながらも、笑う事しか出来ないえびす町の民衆に対して、この笑顔しかない光景こそワノ国の正しい姿であり、もっと笑って康イエを送ってやれと…
そしてこともあろうか、常に笑顔しかないえびす町の人間は、ここを天国と勘違いしているとまで口にします。
えびす町の民衆のSMILEによる後遺症がここまで酷くなったのは、おこぼれにSMILEを混ぜていたオロチ本人のせいであるにも関わらず!
これにはカイドウ達さえドン退きしていました。
オロチは理性を保ちながらも、倫理観や価値観が崩壊していると思わざるを得ません。
しかし、オロチと天国について考える際、やはり笑顔は外せないような気がします。
オロチは、みんなが笑っていれば、それはどんな悲惨な状態にあろうとも幸福という事であり、その幸福を作り出しているのが自分であると満足しているのかも知れない…
これにはやはり、オロチの過去が関係しているんでしょうね。