ONEPIECE925話ネタバレから926話展開予想ルフィとキッドの地獄が始まる?|精神攻撃が覇王色を強くする
精神攻撃が覇王色を強くする
覇気は、人間の精神力が大きく作用する力のようです。
覇王色などは、明らかにその人間の精神の強さの現れですよね。
よって、もし二人に肉体のみならず精神的な拷問が課せられたなら、それは同時に二人の覇王色を鍛える事にもなるのではないか?
覇王色は鍛えて習得できるものではないようですが、元々覇王色を持つ者なら、その精神が強くなればなるほど、覇王色は強くなるでしょう。
甲塚は、覇王色は人間の『覚悟』そのものであると思っています。
何人にも屈せずに己の意思を貫くには、どんな犠牲も厭わないという覚悟が必要です。
ルフィの場合、たとえ大切な仲間を全員失ってしまうような事態に陥っても、揺るがない覚悟が必要なわけです。
たった一人でも、負けないという覚悟。
もし、
『お前が逆らい続けるなら仲間を一人ずつ殺していくぞ』
と言われたとして、ルフィがそれに動じて、
『言うことを聞くから、それだけは勘弁してくれ!』
と、泣きを入れたなら、ルフィはもうカイドウの奴隷として一生を終える事になる。
かなりシビアな言い方になるかも知れませんが、今ルフィが虜囚の身になっているのは、ルフィの『弱さ』が原因であり、ルフィの『自己責任』だと言えます。
ルフィはかつて、
『おれは一人で生きていける自信がねぇ』
と叫び、それ故に仲間が必要であり、その仲間は命に代えても守り抜くと言っていました。
しかし、それはルフィの甘えでもあるでしょう。
ただ強いだけでは、仲間を守り切る事は出来ません。
ルフィは、虜囚となった今、カイドウへの復讐心に燃え滾っているでしょうが、甲塚的にはこの虜囚経験がルフィの精神を大きく成長させるような気がします。
それには、キッドも大きく関わるものと思われます。