ワンピース924話でルフィ太郎に詫びるごろ兵衛さんについて｜おこぼれ町の老人 | 【ワンピース考察】甲塚誓ノ介のいい芝居してますね！

ワンピース924話でルフィ太郎に詫びるごろ兵衛さんについて｜こんな人に、オレはなる！

甲塚は幼い時から両親に、

『まず相手の気持ちを考えなさい』

という教育を受けてきました。

そのせいか、甲塚は周囲から優しい性格だと認識されているように感じています。

しかし、そんな教育を受けてきたにも関わらず、甲塚はまだまだ人間としては不完全です。

今回のごろ兵衛さんの発言は、甲塚の心にズシリと重いものを残してくれました。

今回、ごろ兵衛さんには何の非もなく、完全に被害者ですよね？

にも関わらず、彼はルフィ太郎さんの優しさを踏みにじってしまったと『反省』しているのです。

これは、起こった事柄に対し、それを他人のせいにしない自分に厳しい発言だとも受け取れます。

ルフィ太郎さんは、腹を空かせている自分達の為に、危険を冒して得た食糧を分けてくれた。

自分達は、食べる事によって、その優しさに応えねばならなかった。

しかし、できなかった。

だから、謝りたい！

何度も書きますが、これで泣くなという方が無理です。

この『泣く』ですが、甲塚的に、涙をポロポロ流す事を言うのではなく、かなり抽象的ですが、激しく共感と言う意味で、

『うおおおお～！！！』

という気持ちになると言う事です。

一般的には、平たく感動したと言う事になるのでしょうが、甲塚的には泣いてるのと同じ意味になるのです。

甲塚、変わってますね（笑）

今回のごろ兵衛さんの発言を見聞きし、甲塚は、

『こんな人に、オレはなる！』

と、思ってしまいました！

酒天丸相手に己の意思を貫き、一歩も引かずに拝み続けたあの『ババア』と同じく、ごろ兵衛さんも高潔な精神の持ち主ですね。

ワノ国の人間は、本来このような高潔な民族性にあるのでしょうが、花の都に住む身分の高い人々は、逆に醜悪な存在に思えます。

それも、カイドウとオロチによる歪んだ教育とプロパガンダのせいなのでしょう。

あの『ババア』もそうですが、おでん様の過去編が描かれるなら、ごろ兵衛さんも登場するかも知れない…

もしかしたら、ごろ兵衛さんもおでん様の影響が強いのかも知れませんね！

この記事でのご紹介は以上になります。

最後までお読み頂き、誠に有難うございました！