ONEPIECE921話ネタバレ！カイドウが明王である事の考察｜国家の守護神？ | 【ワンピース考察】甲塚誓ノ介のいい芝居してますね！

ONEPIECE921話ネタバレ！カイドウが明王である事の考察｜嘘の甲冑を纏うヒーロー黒炭オロチ

先に描かれた花の都での子供達に対する歪んだ教育。

更に、国家を滅亡に導く存在であるカイドウを『明王』に祭り上げ、受け入れているオロチの所業は、まさに独裁者のそれでしょう。

また、国家の未来など度外視し、己の欲望を満たし、それを持続させながらも、更に欲望を増大させ、貪るという一国家のトップとしてはあるまじき人物であろうオロチは、赤鞘九人男を討ち取った英雄とされていますが、彼のやり方を見ると、それすら虚構であり、実際には別の人物がそれを行なったようにも思います。

オロチの英雄譚の主役は、あの居眠り狂死郎ではないでしょうか？

狂死郎がオロチの『武』や『闇』の部分を担っているのなら、オロチを小心者扱いした事もうなづけます。

オロチは、嘘と方便で塗り固めた『英雄、将軍オロチ』という虚像を守る事に必死になっているのではないでしょうか？

そんなものは、ルフィやゾロやサンジからすれば、とるに足らない単なるホラ吹きに過ぎず、相手にもならないかも知れません。

恐ろしいのは狂死郎とカイドウ、そして百獣海賊団だと思われます。

オロチに対するイメージは、あくまで甲塚の個人的なものですが、甲塚は、そういう人間が一番タチが悪く思いますし、大嫌いです。

自分の欲望や保身の為に他者を顧みないという生き方を、その人間がどれだけ頭がよく、強かったとしても、人間としての能力が不足しているのだと考えています。

無論、仕事ができたり、何かに秀でた才能があるなら、それは素直に認めてますが、それを理由にして他者を見下すような行動をとる人間は、いつか必ず行き詰まるはずだと思います。

オロチにも、そういう時が訪れたのだと信じたいと思う甲塚でした。

この記事でのご紹介は以上になります。

最後までお読み頂き、誠に有難うございました！