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【鬼滅の刃180話考察】鬼舞辻と珠世の因縁と鬼化について|臆病故の絶対悪

鬼滅の刃
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【鬼滅の刃180話考察】鬼舞辻と珠世の因縁と鬼化について|鬼化の意味

 

鬼化の意味

鬼舞辻自身も人間として生まれながら鬼化したわけですが、鬼化や鬼の強さには、皮肉にも人間らしい感情や想いの強さが大きく関係しているような気がします。
 
黒死牟の死の際、黒死牟は鬼化してからの自分自身のあり方について自問自答し、それをNoと感じた事から、肉体の崩壊が始まり、死に至ったように見えます。
 
この事から、鬼という存在は自分の欲求を満たす事に何の躊躇もなく疑問を持たぬ時には、その力は増していく一方であるが、逆に針の穴ほどでも自分の所業に疑問を感じただけで崩壊が始まるという、精神のあり方による影響が極めて大きな生き物であるのてはないかと甲塚は感じます。
 
そう考えると平安の世の中から大正の今に至るまで、ブレる事なく己の欲求を満たす事を貫いてきた鬼舞辻のマイナス的なメンタルの強さを考えると空恐ろしい気分になります。
 
約700〜800年という途方も無い時を生き続けてきた…
 
しかも鬼舞辻には大切な存在も見受けられない。
 
仲間は仲間でなく手駒であり、人間は食料…
 
たった一人、己自身のためだけに1つの生命が生き続ける事など、完全に自然の摂理から逸脱しているように思えます。
 
鬼舞辻の場合、人間としてのその精神の未熟さ、弱さが鬼としての強さに結びついているようにも思えます。
 
鬼舞辻は珠世が作った鬼を人間に戻す薬は全く効かなかったと言っていましたが、これが何かの伏線になっているようにも思えます。
 
これが後の戦闘の最中に鬼舞辻の精神を揺るがすような存在になりそうな気がします…
 
胡蝶しのぶの毒が、最後の最後に童磨を倒したように…
 
 

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