【鬼滅の刃168話考察】風柱・不死川実弥の過去について|鬼殺隊隊員は幸福主義?
鬼殺隊隊員は幸福主義?
輝哉によると、隊員が生前に認めておく遺書の内容は不思議な事に殆ど似通っているようです。
輝哉は匡近の遺書も例外ではなく、同じであったとも言っています。
また輝哉は遺書の内容から、匡近は失った弟と実弥を重ねていたと感じたようです。
匡近を始め、隊員達は
『大切な人が笑顔で天寿を全うするその日まで幸せに暮らせるよう…
決してその命が理不尽に脅かされることがないよう願う…
例えその時自分が…
生きてその人の傍にいられなくとも…
生きていて欲しい…
生き抜いて欲しい…』
これは遺書というよりも、願いを書き綴ったものだと言えますな。
その願いの根底には、人間は幸福になる為に生まれてくるという考えがあるのではないかと思えます。
数多ある思想の中に幸福主義という思想的立場があるようです。
それは倫理の目的とは、幸福を得るためにあるという事らしいです。
倫理とは人間が人間社会で生きるための約束事や秩序をいい、それを遵守する事は幸福を得る事と同義であると甲塚は解釈しますが、それはまた善良に生きる人間は幸福になるべきであり、なって欲しい、また、そうしてあげたいと思う事も倫理であり、それを守るために命をかける事もまた幸福であるというのが幸福主義に根ざした鬼殺隊隊員の遺書であると甲塚には思えます。
もっと平たく言えば他者に対する純粋な愛情ですな。
これは産屋敷輝哉の思想がそれなのか、またそういう思想の人間が不思議と集まってくるのか、わかりませんが…
鬼殺隊の基本的な思想は幸福主義であり、匡近から実弥への、実弥から玄弥への思い、願いがそれそのものであると甲塚は感じました。
実弥の今後
甲塚は悲しいですが、実弥は無事では済まないような気がします。
よくて、再起不能ではないか?
甲塚的に、炭治郎と伊之助には煉獄さん…
善逸にはじっちゃんと儈岳…
カナヲにはカナエとしのぶ…
玄弥には実弥…
と、何かを受け取り、それを継いでいく存在があるように感じており、やはり実弥はそういう役所になりそうな気がするんですよね…
甲塚は別記事にて、呼吸を使えない玄弥が呼吸を会得する為に、黒死牟により鬼化された実弥を捕食するのではないか?なんて書いていますが、甲塚的には現実味のある展開になってきているように見えるのですが…?
今後の展開が気になります!
この記事でのご紹介は以上になります。
最後までお読み頂き、誠に有難うございました!
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